ブラックベースのインターフェイスにお洒落なフォト。まるでモード誌を見ているような感覚。そんなインパクトのあるメインページに引き込まれ、ついつい次のページに足を踏み入れてしまう。
それが今話題のwebサイト、ハニカム(honeyee.com)。
ハニカムブログの登録メンバーを見てまた驚く。
裏原カルチャーを代表する藤原ヒロシ。
ミュージシャンのエリック・クラプトン。
ファッション誌で一際目を引くモデルのジェシカ。
異業種ながら、それぞれのフィールドでのトップクリエーターがここに集結。
彼らのリアルなムーブメントが“時代の空気”を今ここで伝えるのだ。
今回は、このハニカムサイトを生み出した、クロスボーダー代表取締役村上亮との対談を紹介する。

honeyee.com | Web Magazine「ハニカム」
— ハニカムを発案した経緯を教えて下さい。
M:
ハニカムを設立したのは、現在から2年半前の2005年8月頃のことです。よく聞かれるのですが、そもそもの発案者は僕ではないんです。
元々は、ストリートカルチャーのパイオニアである藤原ヒロシ、東京を代表するファッションブランドSOPHNETのデザイナーでありSOPH.co,ltd代表の清永浩文、ファッションブランドvisvimのディレクターでありcubism代表の中村ヒロキの三人が温めていた企画が発端です。僕は、彼らが持っていたイメージやアイデアをネットビジネスとして成立させる役回り。ただ、なんか面白そうだ、面白くなりそうだという予感はあった。だから自然と一緒にやりましょうということになり、それがハニカムが始まった発端です。マニュアル的なビジネスの組み立てでなくて、まさに人と人の繋がりから始まった点が特徴的ですね。
— 2年という短期間で成功したビジネスの背景とは?
M: 短期間で成功した要因は大きく二つあると考えています。ひとつは「裏原ストリートカルチャー」等と呼ばれる一つの影響力のあるセグメントがあり、そのコアユーザーの潜在ニーズの高まりがハニカムの登場とタイミングか合っていたこと。ハニカム的なものが待望されていたと言っても良いかもしれない。よくファッションとか、音楽とかっていうジャンル分けがありますが、ハニカムは何系にも収まらない。世代属性によるセグメントでもない。カルチャーやスタイルとしてオリジナリティを持っているんです。そもそも、その大きなムーブメントのキーパーソンが藤原ヒロシさん。藤原ヒロシという一人のマルチクリエーターの存在が、ファッションと音楽をメインに、デジタルガジェット、車、腕時計などのツール、アートシーン、モダンカルチャーなどに交流の輪を広げている。
ここでもうひとつ大事なことは、この在りよう自体がWebメディアとして、具現化できていること、ひとつひとつの要素がネットビジネスとしてきちっと結実していることですね。簡単そうでいて、これは意外と難しいことです。やってみればわかりますよ。難しい。(笑)

BLOGコンテンツには、各業界の著名人の姿が。
— ハニカムの代表的なコンテンツであるブログについて詳しく教えて下さい。
M: ハニカムブログは少し特殊です。まず、いわゆるタレントブログとは構造が違いますね。執筆料的なものは基本的には一切お支払いしていなくて、原則的には藤原はじめハニカムメンバーの交流関係がベースになって広がっています。特に、ブログに関してはビジネス戦略が明確にあるわけではないんですよ。ブログの役割として、世界中で活躍するクリエーターが日々感じてることを伝える場として機能すること。そこが一番純粋な思いですかね。ビジネスモデルが設定されてるわけでなく、ノリというかカルチャーでうまく成立している。(笑)
場所としてハニカムを使ってもらう事が、クリエーター側にもプラスになる場合もあります。例えば、あるクリエーターが本人のオフィシャルサイトでブログを書くより、ハニカムでブログを書いてるという見え方のほうが面白く、広がり感があり、そのひと個人としての価値も上がるという相乗効果をもたらす。そうした微妙なバランスをうまく保っていると思います。この辺は編集長の腕前に拠るところも大きい。いずれにしても、ハニカムブログは契約で明文化してるわけではないので、人付き合いや信頼関係による人脈など慣例的な作法で成り立つ関係がベースになっています。金銭的損得が前提ではない。だから見る人にとっても面白いものになるのでしょうね。稀なブログサイトだと思います。
— 新しくブログメンバーを投入するならば、どの業界のどんな人物ですか?
M: まったく毛色の違う人も面白いのかもしれませんね。例えばスポーツ界とか。ちょうど編集クリエイティブサイドでその様な話をいま考えている段階で、まだリリースしてないんですがブログメンバーも運営方法も一新する予定なんです。「ハニカムに興味を持っているユーザーは、この人にも興味があるだろう」というシンボリックな人を持ってくるというアイデアはありますね。タレントブログ的要素は二の次で、ある程度著名で意外性があり、伝えたい意思を持っている人。そんなイメージですね。僕自身はこの辺の議論はあまり意見しないのですが(笑)
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